
春と秋の年2回行われている行事「お彼岸」
日本で古くから行われている
伝統行事の1つになっています。
そんなお彼岸ですが具体的に
何をする行事なのでしょうか?
お彼岸でやることと用意しなければ
ならないものを紹介していきます。
お彼岸って何をするの?
彼岸とは亡くなった人がいる
世界の名称になります。
極楽浄土、あの世なんて
呼ばれ方もしていますね。
ちなみに今、私たちが生きている
世界のことは「此岸(しがん)」と呼ばれています。
別の言い方をすると「この世」ですね。
春分の日と秋分の日は昼と夜の長さが
ほとんど同じになることから
仏教では彼岸と此岸が最も近い日である
と、考えられていて
この時期に祖先を供養すると
極楽浄土、彼岸へ死後に行けると
信じられていました。
~主にやることは2つです~
1つ目はお墓参りをする。
2つ目は仏壇仏具の掃除。
この2つをやっておきましょう。
お彼岸は春分の日、もしくは春分の日の
前後3日間なので合計で7日間あります。
その期間でしやすい日に墓参りと
掃除を済ませておきましょう。
用意しなければならないものはある?
お供え用の花、線香、ろうそく
タオル、スポンジなどの掃除道具。
これに加えてお供えで使用する果物や
ぼたもち、おはぎを用意しておきましょう。
お盆のように特別な飾りなどは必要ありません。
彼岸会や施餓鬼などの法要に参加する場合は
お布施も準備しておきましょう。
相場は3000円~1万円くらいが一般的です。
やり忘れた場合はどうしてる?
お彼岸は1週間あるので
やり忘れることは滅多にありませんが
忘れてしまった場合はできるだけ早めに
墓参り、仏壇仏具の掃除をやっておきましょう。
お彼岸が過ぎたらやってはダメ。
という決まりは特に無いので
少し遅れてしまっても
気にする必要はありません。
まとめ
Q1:お彼岸って何するの?
A1:仏壇仏具の掃除、墓参り。
この2つが主なやることになります。
春彼岸は春分の日の前後3日間。
秋彼岸は周分の日の前後3日間。
7日間のうちで自分たちが
しやすい時に済ませておきましょう。
Q2:用意しなければならないものはある?
A2:お供え用の花、線香、ろうそく
タオル、スポンジなどの掃除道具、おはぎorぼだもち。
これらを用意しておきましょう。
彼岸会、施餓鬼に参加する場合は
お布施の準備もお忘れなく。