
ご先祖様の霊をあの世から
迎えるためにやるのが迎え火。
あの世へ帰る時にやるのが送り火になります。
お盆初日の13日とお盆最終日の16日に
それぞれやっておきたいことになりますが
迎え火や送り火は何時頃すると
よいものなのでしょうか?
いつでもいい?それとも時間は決まってる?
迎え火と送り火をやる時間帯に
ついて紹介していきます。
お盆の迎え火と送り火は何時頃するとよい?
~時間は決まってる?~
迎え火と送り火はそれぞれ
何時頃にやるという
決まった時間はありませんが
夕方頃にやるのが一般的です。
なので何時頃にやるべきか
悩んだときは夕方に済ませておきましょう。
~迎え火と送り火のやり方~
家の門口や玄関に焙烙(ほうろく)
と呼ばれる素焼きの平たく浅い土鍋を置き
その上にお祭りの松明などに活用される
オガラを折ったものを積み重ねて火をつけます。
地域によってはオガラの代わりに
麦藁を使用したりする場合もありますが
これが一般的な迎え火、送り火の
やり方になります。
迎え火、送り火に使用する焙烙やオガラはどこで買える?
~オガラが買える場所~
おがらは花屋さん、ホームセンター。
仏壇、仏具専門店で販売されています。
お盆シーズンになるとスーパーで
取り扱うこともあります。
値段も200円~300円くらいと
そこまで高いものではありません。
~焙烙が買える場所~
焙烙はオガラと比較して
売っているお店が少ないので
通販で買ってしまうのが手っ取り早いです。
現在はわざわざ焙烙を用意しなくても
耐熱の平皿を代用することもあります。
マンションやアパートの場合はどうやって迎え火と送り火をする?
マンション、アパート暮らしの場合は
どうしても玄関前に火を焚いておくのが
難しい場合もあると思います。
そんな時は盆提灯の明かりを
迎え火、送り火の代わりにしましょう。
盆提灯は電池で明かりが灯るものも
最近では多数販売されているので
それを使用するとよいでしょう。
まとめ
Q:お盆の迎え火と送り火は何時頃するとよい?
A:明確に時間は決まっていないが
夕方頃にするのが一般的。
迎え火も送り火も明確に何時頃にするもの。
という決まった時間はありませんが
夕方頃にしている家庭が多いので
何時でしてよいかわからない場合は
夕方頃に済ませておきましょう。
焙烙がどうしても手に入らない場合は
耐熱の平皿で代用していきましょう。