「鬼は外!福は内!」「福は内!鬼は外!」
節分で欠かせられないものと
いえば豆まきですね。
掛け声をあげて元気よくやるのが
節分の豆まきになりますが
掛け声の順番はどちらを先に
言うべきなのでしょうか?
鬼は外が先?それとも福は内から?
順番は決まっているのでしょうか?
気になる掛け声の正しい
順番について紹介していきます。
豆まきの掛け声順番は鬼は外が先?それとも福は内から?
豆まきの掛け声の順番。
どちらを先に言うべきでしょうか?
~鬼は外が先?それとも福は内?~
まずは先に厄を追い出したいので
「鬼は外」を先に言うのが基本になります。
それから福を招くようにしましょう。
ですが例外もあり金峯山寺蔵王堂では
「福は内、鬼も内」と掛け声を出して
節分の豆まきを行います。
これは他方から追い払われた鬼を迎え入れ
改心させるという意味があることから
このような掛け声になっています。
また名前、苗字に「鬼」が付く家庭では
「福は内、鬼も内」という
掛け声にするところもあるので
絶対に鬼は外が先というわけでは
無いと覚えておきましょう。
豆まきの正しいやり方ってある?
なんとなーくやっている節分の豆まき。
正しいやり方はあるのでしょうか?
~豆まきの正しいやり方~
まずは前日に炒った豆、福豆を
升に入れて準備をしておきます。
豆を置く場所は必ず神棚。
豆まきに使用する豆はお供えしましょう。
豆をまくのはもちろん夜です。
本来であれば真夜中にまきますが
現在は近所迷惑のことも考えて
夕方過ぎにまくことが多いです。
豆をまくのは家長の役目になります。
鬼役になっている事が多いですが
本来は家長だけが豆まきをしますが
豆まきが家族行事として
楽しまれるようになったので
現在では家族全員行っています。
家の玄関、窓を開けてから「鬼は外」の
掛け声で豆をまきます。
鬼が戻らないよう窓を閉めてから
「福は内」と掛け声をあげて
部屋の中に豆をまきます。
まく順番は奥の部屋から鬼を追い出すような
形で豆をまき、最後に玄関にまきましょう。
これが本来の豆まきのやり方になります。
恵方巻は豆まきの後に食べる?それとも先に食べる
最近では豆まきの他にも恵方巻を
食べる家庭が増えてきていますが
恵方巻を食べる場合は豆まきの
後に食べるべきなのでしょうか?
それとも先がよいでしょうか?
~恵方巻はいつ食べる?~
家の中に鬼がいる状態で
恵方巻を食べるのも気分が悪いので
鬼を追い払ってしまってから
恵方巻を食べるのがよいでしょう。
「どちらが先か?」という順番に関しては
特別に決まっていませんが
豆まきはする時に掛け声をあげるので
できるだけ早めに終わらせておきましょう。
まとめ
豆まきの掛け声は基本的に
厄を追い払ってから福を招きたいので
「鬼は外!」を先に言っておきましょう。
本来は豆まきは家長の役目でしたが
節分が家族で楽しむ行事になったことから
家族全員で豆まきがされるようになりました。
恵方巻と豆まきどちらが先か?
という順番に関しては決まっていませんが
鬼がいる状態で食べるのも気分が悪いので
豆まきを先にやってしまいましょう。